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エッ、もう学期末? これまでの活動風景

早い! インドネシアに来て19週間が経つ。この原稿を書いている今日は学期末。生徒に成績を渡す日。通信簿は日本の高校とは大分違う。三年間の成績表を全部入れるホルダー方式だ。先生の机の上はホルダーの山。
成績表は、両親も一緒に受け取りにきた。時間を掛けて、効率など関係なく、一組一組面接方式で渡すのが印象的だ。

机に積み重なった通信簿の写真
生徒会長選挙の様子の写真1
生徒会長選挙の様子の写真2

成績と言えばテスト! 中間(10月)と期末(12月)の2回のテストを経験。1週間ほど毎日、科目別にテストだけで授業はナシ! 先生方は問題作りとテストの監督で忙しいのに、私はノンビリお休み。
テストが終わっても、先生方は未受験者への救済テスト実施、採点、更に成績が振るわない生徒への再テスト、そして成績表作成で大忙し。一方で、多くの生徒たちは、生徒会長の選挙、Lomba(コンテスト)をしていた。

写真
クラスミーティング(対抗戦)。学年関係なし
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寿司の優秀作品

では、普段の授業はどうか?
カウンターパート(CP)の先生と2人で、チーム・ティーチング。CPがインドネシア語で説明をして、私が発音モデルになる。特に生徒との遣り取りに気を使った。日本語の授業が嫌いになっては困るので、「楽しみながら学ぶ」をモットーに、しかし「緊張感を失わないように」。

授業の様子の写真
たこ焼きづくりの写真
インドネシアの伝統芸能を校庭で行っている写真

他に「文化紹介」がある。「わたしの住む街」「折り紙」「かるた」「抹茶」「浴衣」「たこ焼き」「紋切あそび」「書道」など。「文化紹介」では、特別に時間を頂いたり、普段の授業時間の中で先生に急に言われることもあった。クラスではなく学校をあげての「文化交流の日」もあった。
「文化紹介」では、派遣校以外に様々な学校を訪問させて頂いた。他のNP(“日本語パートナーズ”)と一緒に2日間も教えたり、横断幕で迎えてくれて正に講演会だったりと、それぞれに印象深い学校が多く、インドネシアの多様性を肌で感じる貴重な機会となっている。

たこ焼きを試食している写真
文化交流の横断幕の写真
文化交流の写真

体験してみて始めて解ることが多く、まだまだ奥深く味わい深いインドネシア。残りの期間で少しでも多くの体験を積み重ねよう。

Writer
インドネシア バンテン州
秋田 和雄さん

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