高校3年生の日本語選択クラスで、巻きずしづくりをしました。
写真からも伝わってくるかと思いますが、とても元気いっぱいのクラスです。
普段、このクラスは週に2回、1時間ずつ日本語の会話のみ勉強しています。
そのため、普段は文化紹介に割ける時間が少なく、彼らにとって今回が初めての授業内での日本料理づくりでした。
具材は、中国人の先生と職員室で事前に調理し、生徒は自分の好きな具材を各自、自由に巻きました。
中国人の先生は、料理が上手で、やさしく、いつも助けてくれます。
授業では、まず巻きずしの背景知識について説明しました。
さあ、巻きましょう!
ほとんどの生徒が、まきずしをつくるのが初めてで、目を輝かせながら、いつもに増して元気いっぱいに、巻きずしを作っていました。
具材は、カニカマ、卵焼き、きゅうり、ウィンナー、ツナ、チーズを用意し、マヨネーズや醤油をかけて食べる形式です。わさびは用意しなかったのですが、生徒が「わさびが、ありませんね」と残念そうに言っていたので、用意しなかったことを後悔しました。
生徒数は20名強の中で、ご飯を15合炊いたので、最初は炊きすぎたと思ったのですが、嬉しいことにあっという間になくなりました。
生徒は、巻きずしを切るのに苦戦していました。
巻きずしを作り終えた後は、思い思いの巻きずしを写真に収めて、みんなFacebookに投稿していました。タイでは、日本よりもFacebookが親しまれていると感じます。
老若男女、みんな写真が大好きです。
卒業前の高校3年生のクラスで、巻きずしをつくることができ、良かったです。
彼らの中には、大学で日本語を専攻する生徒も1、2名いますが、殆どは日本語と距離を置くことになります。
そんな彼らの心の片隅に今回の巻きずしづくりが思い出として残ってくれたらいいなと思いました。