皆さんこんにちは。インドネシア、西ジャワ州ブカシ市派遣の蜂谷聖です。突然ですが、日本語パートナーズの活動は主にどのような事をしていると思いますか?
この記事を読んでくれているあなたであればどのような活動を行っているかは既にご存知だと思います。日本語パートナーズは現地の主に高校に派遣され日本語の授業に入り、現地の日本語の先生(CP:カウンターパート)と一緒に授業をしていくといった活動が主となります。ですが、その他にも実はいろんな活動を行っています。
私の場合はインドネシア警察語学学校の日本語研修アシスタントをさせて頂きました。インドネシアの首都ジャカルタにはインドネシア全土から集められた警察官が3ヶ月間日本語を始めとする約6ヶ国語を学ぶ研修所があり、泊まり込みで語学の勉強をします。そこで私は日本語の研修アシスタントとして授業に入らせて頂きました。
私が担当した日本語学生は約15名で年齢層は様々でした。授業に関しては、高校と同様インドネシア人の日本語の先生と一緒に授業に入り教科書を用いて授業を進めていき、時々文化紹介を行う流れでした。学生さんが警察官とだけあって高校とは違った雰囲気で初めて私が授業に入った際、緊張しましたが日本語の学生さんは高校生と同じ様に素直で何よりよく笑うそんな素晴らしい学生さん達だったので、一回授業に入っただけで緊張する事なく打ち解けることが出来ました。
そして何より、学習意欲が高く飲み込みの早い学生さん達が大勢いて研修の終わり際には、学生全員が平仮名、カタカナの読み書きができ、インドネシア語で会話していた初めの頃とは打って変わりいつしか日本語で会話し、笑い合えるようになっていました。学生さんたちの日本語が上達していくのを間近で感じる事がとても嬉しくやりがいを感じる事が出来ました。