最新情報はこちら 最新情報はこちら

自分を助けてくれたタイの人たち

日本語パートナーズの活動が終わってしまいました。

去年の5月から今年の3月まで10か月、今まで地図でも見たことがなかった、タイの東北地方ウドンターニーで生活することになりました。
本当に10か月持つのかなぁと思っていました。でも、それは杞憂でした。

ウドンターニーの生活は、タイの色々な人たちに教えられ、助けられ、学校でも家でも、どこでも不安を感じたことはありませんでした。
言葉の違い、習慣の違い、外国人の壁、それはタイの人にはあまり関係ないようです。

もともと、私の赴任地ウドンターニーはベトナム戦争時アメリカ軍キャンプがあった地で、今でもアメリカ人退役軍人がたくさん住んでいます。また、中華街・ベトナム人街などもあり、外国人に拒否反応がない地だったので、日本人に対しても本当に仲良くしてくれました。

そんな初めての海外生活で自分が新たにできることがありました。それは中学生時代以来の絵を描くことでした。写真を撮ることは好きで雲や空をたくさん撮りました。でも、それを絵に描こうと思ったのはなぜだかわかりません。

ウドンターニーの自然は素晴らしいです。
特に朝焼けを見たい一心で毎日早起きをしたくらいです。

日本語パートナーズの生活で、一番助かったのは同期の仲間たちでした。嬉しかった時、悲しかった時、つらかった時、不安な時、聞いてくれる仲間がいました。LINEなどのSNSは仲間を身近に感じられる、実に良いアイテムです。
日本での派遣前研修から一緒に勉強してきた仲間は性別も年齢も違っているのに戦友になっていました。

タイの人は自撮りが大好きです。そんな人に似顔絵を描いてあげたらすごく喜ばれました。それからたくさん描くようになり上達したのでしょう。

タイの生活を10か月過ごして今までお世話になった方たちに絵を描いてお礼にさせていただきました。

宿舎のコンドテルのオーナーさんです。

宿舎の前のレストランのシェフと奥様です。

ここに行くと日本に帰ってきたような気になっていつも長居してしまいます。日本料理を色々食べさせてもらいました。

還暦を過ぎてこのような活動をできるなんて、こんな素晴らしい事業に参加できて本当に感激しています。みんなに「ありがとうございます」と伝えたいです。

Writer
タイ ウドンターニー
山本 芳夫さん

この人の書いた他の記事

タイの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP