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赴任地で出来た大切な人たち

3月に任期を終えて帰国しました。
タイでの日々が夢だったかのようにすんなりと日本での生活に戻っています。

日本人のいない地に着任して10か月が経ち、赴任地を離れる頃には、気付けばたくさんの大切な人ができていて、別れを告げることがとてもつらかったです。

最後の登校日には、抱えきれないほどのプレゼント、花束、お手紙を貰いました。
着任した時には、日本語でのあいさつも知らなかった生徒が一生懸命に日本語で書いたお手紙を見て、成長を感じました。それとともに、ここに来て本当によかったなぁと心の底から思いました。


私はあなたを忘れないだろう 

私のデスクはプレゼントで埋まりました

似顔絵のプレゼント

サプライズで生徒がプレゼントを持って待っていました

学校の他教科の先生方も、たくさんのプレゼントや言葉を私にくださいました。
私の拙いタイ語で日々会話を繰り返してきましたが、お互い言いたいことが分かるときも分からない時も笑い合い、外国人の私をいつも助けてくださいました。


私の好きなイサーン料理を 準備して送別会を開いてくださいました

ウボンシルクスカートのプレゼント

最後に、生徒に将来の夢をそれぞれ質問したのですが、多くの生徒が立派な夢を持っています。「通訳をしたい」「日本人向けのツアーガイドをしたい」「Jリーグの選手になる」……。
明確な夢を持ちそれに向かって、がんばると宣言してくれました。
活動は終わりましたが、私はこれからも、生徒たちの支えとなりたいです。


真っ直ぐな眼差しで夢を語ってくれた生徒

私は、たくさんの人に支えられて活動を終えることができました。
タイで出会った温かい人々、のんびりした町、一生忘れることはできません。

Writer
タイ ウボンラチャタニー
平田 麻奈さん

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