8か月半の任期はあっと言う間に過ぎ、とうとう登校最終日になってしまいました。
最終日はカウンターパートと日本語クラスの生徒がフェアウェルパーティーを開いてくれました。
日本のダンスや歌、演劇を披露してくれることになり、日本語クラスは4クラスあるので、各クラス事前練習をして発表に臨みました。
私も各クラスの事前練習を手伝ったり、当日の飾りつけのために生徒と千羽鶴やフラワーペーパーの作製をしました。
当日の飾りつけの様子。
パーティーは日本語でのお祈りと国歌斉唱から始まります。
各クラスの出し物。私も生徒と一緒に踊りました。
パーティーの最後にはカウンターパートの先生と何人もの生徒が感謝の言葉をくれました。
8か月半の色々なことが思い出されて涙が止まりませんでした。
素敵な先生と生徒に巡り合うことが出来て、本当に幸せな8か月半でした。
海外にこんなにも日本語を勉強する生徒がいること、
アニメが大好きで将来は日本でアニメの仕事がしたい生徒がいること、
AKB48が大好きでグループの歌を全曲暗記している生徒がいること、
日本語を必死に勉強しながら生徒に教えているフィリピン人の先生がいること、
日本のことを伝えに行った私が、日本の素晴らしさをフィリピン人に改めて教えてもらったように思います。
言語や文化の壁を乗り越えながら少しずつ仲良くなっていった8か月半。
私を通じて日本という国が少しでも身近なものになったのであれば嬉しいです。