ペラ州イポーに派遣されている宮崎です。今回は私の日常生活を紹介します。派遣先での生活に不安を感じている方、日本語パートナーズへの応募を迷っている方の力になれたら幸いです。
私は毎朝、6時に起床します。全寮制学校の学生寮の1室に住んでいます。生徒は4時に起きてシャワーを浴び、学校内のモスクでお祈りをし、ご飯を食べて朝礼に向かいます。最初は生徒の声やアザーン(お祈りを呼びかける放送)で目を覚ましていましたが、今は熟睡できます。慣れます!
朝礼が終わるとすぐに授業が始まります。よく朝礼がのびるので、1時間目の授業はほとんど潰れてしまいます。私の学校は1コマ30分、授業間の休みはありません。日本語の授業は週に30コマほどです。お昼ご飯は授業の合間に、学校の食堂で先生達と食べます。
授業の様子(私の学校はシラバスに忠実に授業が進み、毎回文化紹介ができるわけではありません)。
学校は13時50分までです。放課後は先生とご飯を食べに出かけたり、英会話へ行ったりします。私の家にはエアコンがないので、昼14時は暑さのピーク。とても部屋にはいられません……打ち水しても暑い時は、学校に戻って涼しい職員室に居座ります(笑)。
私の住む地域は夕方になると毎日のようにスコールが降ります。日本では経験したことがないほどの豪雨! 落雷!! 上げては落ちるブレーカーとの戦いが始まります。でもスコールの後はとても涼しくて過ごしやすくなります。
生徒は15時から16時半まで学校で自習。その後私も一緒に寮の食堂で夕食を食べ、生徒は20時から22時50分まで再び自習時間です。私にとって、夕食は日本語クラス以外の生徒とも交流できる大切な時間です。23時過ぎに、自習を終えた生徒が部屋に遊びに来たり、私が生徒の部屋を訪ねることもあります。
生徒に囲まれにぎやかで楽しい毎日です! きっと素敵な経験ができます。心配事も不安なことも、なんとかなる! 多くの人が日本語パートナーズに興味をもって参加してくれることを願っています。