期末試験が終了し、生徒はこれから終業式、そして夏休みを迎えます。NP(日本語パートナーズ)としての活動も終盤となりました。
CP(カウンターパート)の先生からの依頼もあり、試験後の翌週に、最後の文化紹介として巻き寿司の授業を実施しました。日本食はここベトナムでもとても人気で、生徒の中には実際に作ったことがある人もいます。巻き寿司の種類・作り方などをスライドや動画で紹介した後に、今回は生徒同士のチームワーク向上を兼ねて、グループで協力して作ることにしました。
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 巻き寿司を作る生徒たち1](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-01.jpg)
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 巻き寿司を作る生徒たち2](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-02.jpg)
メンバー同士和気あいあいとアイディアを出し合ったり、巻くときには真剣なまなざしを見せたり、各グループ思い思いの作品を仕上げます。「これはなんですか」と質問すると、「はなです」「かぞくです」など少し照れながらも教えてくれました。
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 生徒たちの作った巻き寿司1](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-03.jpg)
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 生徒たちの作った巻き寿司2](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-04.jpg)
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 生徒たちの作った巻き寿司3](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-03.jpg)
左は6人家族(お父さん、お母さん、お兄さん、弟、妹、赤ちゃん)、 中央はネクタイをしていますがお母さん、右はCPの先生の顔だそうです。
10~12年生(高校1~3年生)で実施しましたが、学年が上がるごとに手際がよく、得意・不得意分野を踏まえて協力し合う姿は、さすがです。
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 作った巻き寿司と生徒の写真1](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-06.jpg)
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 作った巻き寿司と生徒の写真2](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-07.jpg)
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 作った巻き寿司と生徒の写真3](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-08.jpg)
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 作った巻き寿司と生徒の写真4](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-09.jpg)
1年間一緒に過ごしてきた生徒へ、最後は感謝を込めて簡単にスピーチをして、和柄で折った学業成就のお守りと、12年生には卒業祝いを兼ねてバラもプレゼントしました。お守りは以前、お正月の文化として紹介したことがあり、喜んでもらえました。
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン12年生のために和柄の折り紙で作った学業成就のお守りとバラの花の写真](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-10.jpg)
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 和柄の折り紙で作った学業成就のお守り](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-11.jpg)
「せんせい、にほんへりゅうがくしたいです」と話してくれる生徒がいました。この1年、どこまで生徒のために活動できたか、日本のことを発信できたかはわかりませんが、日本語を通して未来に希望と可能性を感じてもらえるきっかけとなり、何かしらの形で将来日本と接点を持つ生徒が一人でも多くいると嬉しいです。
![日本語パートナーズ ベトナム ビンズオン 校庭で撮影した集合写真](https://asiawa.jpf.go.jp/assets/uploads/sites/2/2018/05/12-12.jpg)
「さようならではなく、みなさん、またあいましょう」、授業の最後に話したことが実現する日が楽しみです。今までありがとうございました。