クチン派遣の藤田です。任地での生活もあとわずか。日本語パートナーズ(NP)になってからの私の変化を綴ります。
父から「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる……」という言葉を、贈られました。NPとして活動する中で心、行動が変わり、得たことがたくさんありました。
【得意を決めたら習慣が変わった】
自己肯定感の低い私は、派遣前研修から自分の「得意」に関して考え、悩みましたが、イメージと専攻を活かして「スポーツ推し」に決定。趣味はバスケ・登山。
生徒からバスケの誘いがたくさん。しかし何年も運動していなかったので、ケガをし自分の衰えを感じる。
そこで「鍛えよう!」という目標が誕生。はじめはウォーキング。今ではハーフマラソン完走レベルに!!
最近は、周囲から運動好きのイメージ。放課後、ジョギングやエアロビクスに誘われるようになった。
【自分に暗示的期待をしたら、自信が “すこし” ついた】
私は日本語教授経験、日本文化の知識なしです。しかし、自主学習、同期に教えてもらう、YouTubeを見る、国際交流基金の講師に質問するなどで対処。プラス「できるかも?」と自分に期待して暗示をかけた。
結果、他校の日本語クラブの手伝い、うどんのワークショップ、教員向けにお寿司を大量に振舞う、など授業を超えた大きな枠で活動。
今では勢いで何でもできる気がし、大きな校内イベントを企画!
【積極的になったら、ステージに立てた】
同期がマレーシアの楽器「サペ」を始めたのをきっかけに、私はセンスないだろうなと思いつつも、興味を優先。下手でも思い出にしたい!と考えていたら、自校での大きなイベントとJapanese Fesで演奏。帰国前にも最後のステージに立つ予定!
任地では、色々な人に助けられ、たくさんの刺激をもらって、人と比べるのではなく「自分」を大切にしました。考え方や視点を変えることで、派遣前には知らなかった自分を知ることができました。あと1カ月半で、できることを精一杯して、笑顔で帰国したいです!