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カルタで交流会!

派遣校の日本語授業は、本校舎から離れた建物の3階にある専用の教室で行います。そのためか、生徒はだいたい遅れてくるのですが、たまに、前の授業が早く終わったりして、予定より早く来ることがあります。

ある日、早く来た生徒にカルタを紹介すると、日頃発話の少ない生徒が実は負けず嫌いであることが垣間見えたりして、予想以上に盛り上がりました。その後、空いた時間にカルタをする機会が増え、生徒の腕前も上達し、いつか「カルタ」でイベントを開けないかと考えていました。

そんなとき、近くの学校で、中国語や日本語といった第二外国語を履修する生徒が集まるイベント言語カーニバルが開催されると聞き、私の派遣校は、早速カルタ大会を提案。2年生と3年生の混合チームを編成し、カルタブースを開きました。
今回、その時の様子をご紹介します。


言語カーニバルにはペラ州を中心に14の学校が招待され、日本語を履修している生徒も大勢来場しました。

カルタ大会用ブース。事前準備のほとんど要らない点もカルタのいいところ。

生徒が作成した大会用ポスター。両端の文字カードがいいアクセントになっています。
(SERATASは、派遣校の通称です。)

派遣校のカルタガールズ。カルタが初めてという人にも、私たちが丁寧に教えます。

カルタを楽しむ他校の生徒とゲームを見守る派遣校の生徒。

ゲームを始める前に、「これからカルタをはじめます……」と浴衣を着た読み手(生徒)が挨拶。

ペラ州内外の学校からたくさんの生徒がカルタ大会に参加してくれました。

来賓として招待されていた日本人お二方と派遣校の精鋭2名による団体戦が実現。

生徒にとって忘れられない思い出になりました。

今回カルタ大会を企画した目的は、日本語の文字、語彙を楽しみながら習得してもらうことはもちろん(次回は、生徒が苦手とするカタカナ部門もつくりたい)、同じペラ州で日本語を勉強している他校の生徒と交流してもらうことでした。マレーシアでは日本語スピーチ大会など日本または日本語に関するイベントが数多く開かれていますが、残念ながら派遣校の生徒はほとんど参加したことがありません。

今回は「カルタ」を道具に交流会を企画しました。「日本語を勉強している」という事実を共有する他校の生徒と触れ合うことは、日本そして日本語に対する興味をより深め、また、さまざまな視野を育てることに繋がっていくと思います。

~おまけ~
カルタブースとともに、客寄せ用に、ではなく、日本の食を身近に感じてもらうため、「巻き寿司デモ&試食ブース」を同時開設しました。こちらのブースも大盛況。限られたスペースの中、見事なチームワークで乗り切りました。


 「巻き寿司デモ&試食」ブース。こちらも中学2年生と中学3年生の混合チーム。

2時間以上立ちっぱなしで巻き寿司をつくるスシガールズ&ボーイズ。これまでの練習の成果を発揮し、巻き寿司は、上手に、また、美味しく出来あがっていました。

イベントを終え、すがすがしい表情の生徒たち。来年もこのメンバーが中心になってカルタ大会を開催し、学校対抗戦を実現させてほしいです。
Writer
マレーシア ペラ州
澤井 信明さん

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