こんにちは、日本語パートナーズのミャンマー4期としてマンダレー外国語大学(MUFL)に派遣されている蓑田です。下の名前で“みずえ先生”と呼ばれています。2014~2016年に別の仕事でヤンゴンに赴任していましたが、帰国後退職し、日本語教師となる勉強をしてからこのプログラムに応募しました。
マンダレーはご存知のとおり、観光地としても「旧王宮」「マンダレーヒル」など有名どころが多く、ミャンマー第二の都市とも言われますが、多くの日系企業が進出するヤンゴン(在住日本人が既に3,000人を超えているとか)に比べ、マンダレーに住んでいる日本人は極端に少なく50人にも届かないそうです。それだけ経済やビジネスはヤンゴンに集中しているということで、それが当MUFL学生の就職にも影響しています。日本語を勉強する以上、やはり日系企業で働きたいと考える学生も多いのですが、マンダレーには就職口が少ないのが実情です。
さて今回はMUFLで行われたイベント2件をご紹介しましょう。まず、日本文化紹介の一環として実施した「おにぎりパーティ」。同校に派遣されているもう一人の日本語パートナーズ、茜さんが提供してくれた日本米を10Kg炊きました。果たしてみんなうまく握れる? 口に合う? という心配をよそに、ワイワイガヤガヤ、自分達の好きな具を選びながら「美味しい」「楽しい」ととても喜んでくれました!
学生の後は職員室で……日本に行ったことのある先生ばかりなので「おにぎり大好き」「私の具はこれとこれ!」「次は私!」と大騒ぎ笑
もう一つのイベントは4年生のFarewell Partyです。MUFLでは毎年ホテルでやるそうで今年は9/1(土)に開催されました。
でも「何故この時期に」という疑問が。確かに大学年度は9月で終わるのですが、実は卒業式は2月。しかもこの時期は卒業論文の発表も期末試験も終わっていないのに……。尋ねてみると、ひとつには地方から来て寮に住んでいる子が多いためで、そうした学生は休みになる10月以降、皆実家に帰ってしまって集まることが出来ないんですね。なのでこうした行事はこの時期に行うのが通例だそうです。面白いですね!