マレーシア4期の丸山です。
先日、私の赴任校で外国語(日本語、中国語、フランス語)を学習している生徒たちが中心となって文化祭が開催されました。日本語を受講している生徒たちとは当日の出し物や販売する料理、また各自の役割分担等を事前に色々と相談し、放課後には出し物の練習や材料の買い出しをおこない、忙しい毎日を過ごしました。当日は約500名の生徒に加え、近隣の小学校の子供たちも遊びに来てくれました。
イベントのオープニングでは、私は浴衣を着て日本の文化紹介のプレゼンをマレー語で行いました。
日本語クラスの3年生(日本では中学3年生)の生徒は、男子はソーラン節、女子はアンジェラ・アキの「手紙」の合唱を披露して大いに盛り上がりました。
みんな勉強で忙しい中、毎日遅くまで残って一生懸命練習してくれました
屋外スペースでは各言語の生徒たちが調理した各国料理の販売コーナーを設け、私たちはたこ焼き、お好み焼き、おにぎり、どら焼きそして白玉団子を販売しました。たこは手に入らなかったのでソーセージやかにかまで代用し、トマトソースと現地の醤油を混ぜたオリジナルソースを作るなど、こちらにあるもので対応しましたが、田舎町では日本の料理を食べる機会はほとんどないので、珍しさも手伝ってか作るはしから次々と売れていきました。
その他、書道や折り紙のワークショップ、水風船遊び等のコーナーも設けて、日本語を受講していない生徒にも日本の文化にたっぷり触れてもらうことができました。
当日は土曜日でしたがたくさんの先生たちが子供連れで遊びに来てくださり、普段はなかなか接点のない先生たちにも日本の文化を知ってもらう良い機会になりました。活動終了を目前にしてこのような素晴らしいイベントを開催することができ、学校関係者の皆さんの温かい協力に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。残りの活動日数が限られてきましたが、少しでも多くの方々に日本に興味を持ってもらえるよう、最後まで悔いのない活動を行いたいと思います。