サワッディーカ!(こんにちは)。ここグラヌァンは、少しずつ日も短くなり、夕方17時過ぎには日が傾き、あっという間に暗くなってしまいます。朝晩は涼しい日もあり、まるで日本の秋のようです。
さて、今回は私の派遣されているコーンケーンのちょっと変わった村のようすをお届けします! みなさんは、何の村だと思いますか?
正解は……キングコブラの村です!!
それが、私の派遣されているグラヌァンから車で約20分、15キロほど離れたところにある「コークサーガ村」というところです。この村では、猛毒を持つキングコブラが飼育されており、キングコブラのショーや、キングコブラVS屈強な? タイの男の熱い戦いのボクシングなどを見ることができます。
この入口を通ると様々な種類のへびたちとご対面することができます。
キングコブラのほかにこの村には秘伝の薬があるのをご存知でしょうか?それがこの「ワーンパヤグー」です。
このごつごつした、ショウガのような植物はへびの毒に効くということで、この村で盛んに栽培されています。
また、「OTOP(オートップ)」と言うタイの一村一品運動の商品に指定されており、その効果はタイ王国のお墨付きです!!
タイ人の大好きな「ヤードム(嗅ぎ薬)」や、「ヤーモン(鎮痛薬)」など様々な商品があります。
この村では、へびに咬まれたら、ワーンパヤグーをレモン汁と混ぜて、傷口に塗り、刻んだものを生のまま食べるとへびの毒によく効くという言い伝えがあるそうです。本当かどうかは、みなさんのご想像にお任せしますが……この言い伝えを信じない人が4人も亡くなってしまったと言われています。
魅惑のキングコブラ村……
この村は古くからキングコブラたちに守られているようですね。村のさらなる発展と繁栄を祈念して、村を後にしました。