クチンでの任期を終えて、帰国した藤田です。あっという間で、とても濃い任期でした。今回は私が最も力を入れた活動、「日本の学校との交流」について書きます。
【文通】
日本のT小学校6年生と日本語クラブで文通を続けてきました(3往復)。
中高生と小学生との交流なので、話が合うか不安でしたが、趣味・好きなアニメ・食べ物などを聞き合い、日本からの手紙も複雑な文章がなく、ちょうどよかったです。
それぞれで手紙の内容が全く違うので、理解できるように手伝っていて、私もおもしろかったです。
【Skype交流会】
このT小学校と1年生でSkypeを使って交流会をしました。日本への質問・マレーシア&日本に関する〇×クイズをしました。
はじめの自己紹介では、教科書で習った文章を使用し、日本側にも同じフレーズで自己紹介をしてもらいました。相手の日本語をきちんと聞きとれたようで、みんな笑顔でうなずいていました。
30分間の交流会は、とても大盛り上がりでした。1番の収穫は、交流前に練習し、ゆっくり話すことを意識したことで、私の通訳を介さずに、日本の児童がマレーシアの生徒の質問を理解してくれたことです!
生徒たちにとって、この交流会での体験が自信になり、今後の学習意欲に繋がったらいいなと思います。
【T小学校訪問】
任期を終えてから、T小学校の授業でマレーシアについて紹介し、最後の手紙も手渡しで届けてきました。
授業では、マレーシアクイズと日本語に似ているマレー語を教えました。
児童たちが授業の終わりやお土産のお礼を伝える時に、習ったばかりの「Terimakasih!(ありがとう)」をたくさん使ってくれて、嬉しくなりました。授業後にも質問が続き、関心の高さが伺えました。
マレーシアだけではなく、日本の児童の反応を見られて、最後の日本語パートナーズの活動として満足のいくものでした。私の8カ月の任期は、貴重な経験の連続でした。今後この経験を活かすことで、私の人生は豊かになりそうです!