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職員室での発見

はじめまして。台南に派遣されている橋口友美子です。今回は台南に来て約1か月の私が感じた「これは台湾ならではなのでは!?」を紹介しようと思います。

私が派遣された台南市立永仁高校は先生と生徒の距離がとっても近いんです。特に私の隣の席の先生に生徒たちが「老師(先生)~」とニコニコとかけよる姿には仲の良さと親しみをすっごく感じます。避難訓練の日「先生ヘルメット貸してくれない?」と来たときは笑ってしまいました。それからもう一つ、人と別れる時台湾では「拜拜(バイバイ)」と言いますが、生徒と先生であってもこの言葉を使うんです。これはきっと日本人的感覚かもしれませんが、その光景がどうしても友達同士のやり取りに見えて仕方ありません(笑)。

台湾、台南の日本語パートナーズの活動の様子1
代講の先生の授業最終日
男の子たちに頼まれて写真撮影に応じる先生。この後はもちろん「バイバーイ」でお別れです。

次はこれまた日本人の感覚で「んん?」と感じた「相槌」の話です。私の席の近くには電話があるのですが、ある時先生が電話の受け答えで「へぇ、へぇ」と言うのが聞こえてきました。それは「HEY!」という欧米的な感じではなく、日本の時代劇に出てきそうな「へぇへぇ」なんです(伝わってますか? この感じ……)。まるでちょんまげ頭の人が電話に出ているような……心の中でクスッとなったけどこんな中国語聞いたことない!と隣の先生に聞いてみると、さすが台南。台湾語でした。「嘿呀(heh)」は「へあ/へぇ」と発音され日本語で言う相槌の「はい」にあたるとか。「パイセー(すみません)」「へぇ」「ボロボロボロ~(聞き取れてない)」と台湾語の飛び交う台湾南部の生活で少しでも聞き取って何か台湾語で返せるようになれたらいいなと思います。

ようやく学校にも慣れ、ここでの生活を楽しめるようになった今日この頃。ここ台湾で日本との違い、もっと言うと「台南ならでは」を発見しながら楽しく活動していきたいと思います!

台湾、台南の日本語パートナーズの活動の様子2
職員室で食べる給食も毎日おいしいです!
もうすぐ中秋節という時に出た文旦が一人一つなのに驚きました
台湾、台南の日本語パートナーズの活動の様子3
甘いスープが出るのも台湾ならでは!
人生で初めて食べた山粉圓(バジルシード)なる食べ物は台湾では一般的なようです
Writer
台湾 台南
橋口 友美子さん

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