日本語パートナーズとしてマレーシア・サラワク州・クチンでの任期を終え、日本に帰国しました。リアルジャングルに囲まれたボルネオ島から、コンクリートジャングルと呼ばれる東京へ帰り、忙しない日々を送っていると、マレーシアにいたこの10カ月が幻だったのではないかとも思えてきます。
ただ、そうした忙しない日々の中でもマレーシアでの生活が幻ではなく現実であったと実感できるのは、クチンの先生・生徒・友人・人々からの連絡です。
「本当にありがとう、また必ず私たちに会いに来てね」と言葉は多くないながらも思いの詰まったメッセージをくれる、本当にお世話になったカウンターパート(CP)の先生。
「先生がいなくなって心にぽっかり穴があいた気分」「恋しいです」とメッセージをくれる可愛い生徒たち。
「いつも生徒たちは葉月先生がいなくなって寂しいと言ってるよ、私も寂しいよ、でも日本はきっと綺麗で素敵なとこだから良い写真たくさん送ってね」と毎晩メッセージをくれる、学校で一番仲良くしてくれた寮のセキュリティーガードのおばちゃん。
「もうマレーシアが恋しいでしょ? だと思ってプレゼント送っといたよ」とメッセージだけでも十分嬉しいのに、マレーシアグッズまで日本へ郵送してくれるクチンで出来た友人。
「日本帰っちゃって残念だよー! もっと任期あれば毎月イベントにきてほしかったな!」とメッセージをくれた街の人々。
東京で朝晩通勤の満員電車に揺られながら、電車のなかった対照的なサラワク州での生活を思い出し、日々送られてくる数々のメッセージに笑みはもちろん、涙もこぼれそうになります。
日本語パートナーズに合格して、クチンに派遣されて、本当に良かったと心から思います。これからの日々で少しずつでも活動で得たことを社会へ表現・還元していけたらと思います。関わってくださったすべての方に感謝の意でいっぱいです。Terima kasih banyak !!