大家好!(皆さん、こんにちは) 台湾3期の山本です。
学生だった頃、心待ちだった学校行事は何かと聞かれたら「遠足」だったかなと思います。
という事で、今回は台湾の遠足について、紹介させていただきます。
まだまだ暑い台湾の10月。生徒と私の日本人の友人達と一緒に台湾の観光名所「日月潭」へサイクリングに出かけました。
出発前、簡単な日本語で自己紹介やそれぞれの地元を紹介し、生徒達は日月潭の紹介を行いました。この大きなイベント・遠足も2年生が主体となって、準備・運営をしていました。
そして、いよいよ日月潭へ。
日月潭は台湾最大の淡水湖で、周囲を山々で囲まれており、深緑の湖面に映し出される雄大で美しい自然は、台湾第一位の美しさとも言われています。
到着した時は雨が降っていて、レンタサイクル場は大混乱。
しかし、みんなの思いが通じたのか、奇跡的に出発時には雨が止みました。
この先にどんな景色が待ち受けているのか?
期待を胸にペダルを回し、前に進みます。
最初はぎこちなかった会話もペダルを回していくうちに、徐々に笑い声が溢れるものになっていきました。
思ったのは「きっかけ」って大切だなという事。
相手に興味を持つ事、話しかける事、何がスタートだったかわからないくらい「小さなきっかけ」からいつしかお互い笑顔で、会話を交わす関係になりました。
話した内容は驚くほど中身のないようなものでも、今、この瞬間を全力で楽しむことが、本当の意味で見た事もない素晴らしい景色へと導いてくれると思いました。
遊覧船が出港するのを見て、私達の友情もヨーソロー(前進)したと強く感じました。見ているだけでなく、触れて見て、飛び込んで見て、荒波に揉まれなければ深まらない絆のようなものが生まれた気がします。
残りの活動期間、生徒達に様々な「きっかけ」をプレゼントしたい。より多くの日本人と触れ合う事で、新たな交流を生み出しだい。そう決心した10月でした。