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友情の“糸”を織る ―時を越えて―

私とタイとの関わりは、地元の岐阜県中津川市が毎年中学生の研修でウドンターニーを訪問している事業のお手伝いをしたことからです。6年ほど前にタイの学校の先生方が、中津川に来られた時に図書館などを案内しました。その後はメール、FB(フェイスブック)などでのやりとりが主でした。
今回日本語パートナーズとして、タイへの派遣が決まったことも、タイとの縁を感じました。滞在中に訪問できたらと思っていました。 

タイ、チョンブリーに派遣の日本語パートナーズ ウドンターニーへの小旅行の写真1

そして、やっと学校の休みを利用して、ウドンターニーに行くことができました。
空港での再会は、6年の時を超えて、ただただうれしかったです。

タイ、チョンブリーに派遣の日本語パートナーズ ウドンターニーへの小旅行の写真2

当時一緒に日本に来た先生方で、事前に集まって、色々と考えてくださり、博物館や食事、ホテルの手配まで全てアレンジしてくださいました。その「おもてなし」は、日本人以上の心のこもったものでした。

タイ、チョンブリーに派遣の日本語パートナーズ ウドンターニーへの小旅行の写真3
『プー・プラ・バード』の巨石群Usato towerの前で
タイ、チョンブリーに派遣の日本語パートナーズ ウドンターニーへの小旅行の写真4
メコン川の向こうはラオス

一人の先生は、草木染で染めた糸を使い、織物をされる方で、私も日本で織物を始めたところでしたので、きっと、私たちはどこかでつながっているんだねという事を話しました。縦糸と横糸が織られていくように時を経て、「友情」という織物になっていくように感じました。

タイ、チョンブリーに派遣の日本語パートナーズ ウドンターニーへの小旅行の写真5

タイでの藍染や機織り文化と日本との共通点は多く、この出会いを大事にしたいと思います。

タイ、チョンブリーに派遣の日本語パートナーズ ウドンターニーへの小旅行の写真6

そして、今度は桜の時期に日本に行く計画をしているという事で、次回は日本での再会を楽しみにしています。時を超え、国を超えた友情の糸を紡ぎたいです。

Writer
タイ チョンブリー
満岡 佳代さん

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