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タイの民族衣装と着物の違い

サワディーカ!(こんにちは!) みなさんはタイの民族衣装と聞いて、どんな服装を思いつくでしょうか。私はタイシルクで作られた、踊る方が着用しているものを思いつきます。


イベント前の生徒たち。タイ北部ランナー王朝を再現した衣装と、ミャンマー、中国の衣装です。

でも、タイに来てからは、山岳民族の方の服装を見る機会も多く、その多種多様性に驚いています。

タイ、チェンライに派遣の日本語パートナーズ タイの民族衣装の写真1
山岳民族の衣装。チェンライ市内の博物館で撮影しました
タイ、チェンライに派遣の日本語パートナーズ タイの民族衣装の写真2
山岳民族の衣装
タイ、チェンライに派遣の日本語パートナーズ タイの民族衣装の写真3
山岳民族の衣装
タイ、チェンライに派遣の日本語パートナーズ タイの民族衣装の写真4
山岳民族の衣装。それぞれに特徴があり、面白いですね。

先日、私もタイの民族衣装を着る機会がありました。豪華さやデザイン性にももちろん感動したのですが、私が一番違いを感じたことは「左前」であることでした。着物だと左前は亡くなった方という意味があるということ、そして日本の甚平に似ている上着でしたので、つい「右前」で着ようとしてしまい、「え、どうして着れないの?」とだいぶ混乱をしてしまいました。
巻きスカートも左が上ですから、まず着るときが大変でした。結局、タイ人の先生にすべて着付けていただきました。

タイ、チェンライに派遣の日本語パートナーズの写真2
きれいに着付けていただきました。

移動も、階段の上り下りや座る時などが難しかったです。以前毎日着物を着て仕事をしていた時に教えていただいた裾の捌き方を左手で挑戦しましたが、どうしても右手が出てしまい、タイ人の先生のようにカッコよく颯爽と歩くことができませんでした。その国の方の身のこなしをよく見ることも一つの文化体験だと思いました。
実際に自分が着るまでは、タイの民族衣装が「左前」であることにあまり関心を持っていませんでした。でも、浴衣の着付け体験のときに左前で着付けをしてしまう人が多かった理由は、もしかしたらタイの民族衣装が左前だからかもしれないなぁと思いました。 次回着物の着付け体験をすることがあれば、そこも一言付け加えて、文化の違いをもっと感じてもらいたいです。

Writer
タイ チョンブリー
内田 麻美さん

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