スックサン・ワン・ピーマイ・カ!!(あけましておめでとうございます)
本年もよろしくお願いいたします。 実はタイのお正月は3回あります!1つ目が一般的な年始(ワン・ピーマイ)、2つ目が中国の暦に合わせた旧正月、3つ目に「水かけ祭り」で有名なソンクラーンです。2019年は4月13日~15日にあたります。
さて、今回は師走のタイで、こころ温まる「献血」についてご紹介します。タイでも献血が盛んにおこなわれているのをご存知でしょうか?何を隠そうタイ人は「タンブン」が大好きです。「タンブン」とは「徳を積む」という意味です。仏教の戒律を守る、お寺や家の前でお坊さんに食べ物や生活用品を差し上げる、社会貢献や寄付、貧しい人にお金を恵むこと、これらすべてが「タンブン」にあたります。仏教国ならではの習慣ですね。
そうです!!自分の血液を必要とする人のために提供する、つまり献血も「タンブン」にあたるのです!私の派遣校では前期と後期に1度ずつ献血のイベントがあります。
はじめに、受付をします。簡単な質問票に必要事項を書き込みます。
その後、血圧測定をします。試験採血、医師による問診、献血開始という流れになります。
因みに私はこの日、血の濃さが足りず、ここでリタイアしてしまいました。なので、献血応援隊長として会場の生徒たちを応援していました。がんばれ~!!
みんなから、採取した血液はタイの赤十字社を通して管理され、必要とする人のもとへと届けられます。
みんなでつなぐ命のバトン。献血をした生徒も、ボランティアで活動していた生徒たちも一生懸命頑張っていました。