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Academic Fairで浴衣を着ましょう!

カンボジア3期の神谷です。11月に到着してから早いもので一か月がたちました。プノンペンにある王立法律経済大学の日本語コースへの派遣は、私で3人目です。初日にアパートに着くと、カウンターパートの先生(CP)と、講師、学生のアシスタントメンバーが出迎えてくれました。カンボジア派遣のパートナーズは例年1人ずつですが、CPと愉快なメンバーのおかげで、毎日楽しく過ごしています。

2年生と話していると、「カンボジアにくるまえ、カンボジアどうおもいますか。」と質問されました。その場では、気候や人柄について答え、はぐらかしてしまいました。ネットには、遺跡や華やかな旅行の写真はたくさんあるものの、正直、日本で知っているカンボジアと言えば、貧困や地雷というイメージで、現地での生活に不安がありました。ただ、今私が住んでいるプノンペンは、想像よりもはるかに都会で、目覚ましい発展を遂げている最中と感じています。食事も魚醤ベースとした炒飯(バイチャー)や、酸味の効いた野菜の味つけなど日本にどうしてレストランが少ないのだろうと思う程、日本人好みの味付けの料理が多いです。

日本から持ってきた剣玉と万華鏡の写真
日本から持ってきた剣玉と万華鏡
浴衣を着た生徒たちの写真
ポージングはお手の物

さて、12月7日,8日は大学内でアカデミックフェアがあり、伝統のおもちゃと浴衣の紹介を行いました。初めて見る剣玉や万華鏡に学生や先生方は興味津々。浴衣は2日間で、150名以上に着せ、学内にある名古屋大学の日本法教育研究センターに所属する学生もまた浴衣の紹介を行ったので、その倍以上の学生が浴衣を着て楽しみました。普段は、静かに勉強している姿が印象的ですが、この日ばかりは学園祭のように大きな音楽、笑い声で盛り上がりました。カンボジアの方=ひかえめで、大人しいというのは、ある側面だけだと強く感じました。
まだ、他の東南アジアの国々と比べて、これがカンボジアだ!と答えられることは私の中では少ないですが、これからもっとディープなカンボジアを日常の中で、探っていきたいです。

万華鏡をのぞく生徒の写真
何回も見に来てくれた
浴衣を着た男子学生たちの写真
明るい柄の浴衣を好んで着る男子学生
Writer
カンボジア プノンペン
神谷 美夕さん

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