こんにちは!インドネシア10期ウンガラン派遣の藤村春菜です。私はスマラン県のウンガランという町にある、ウンガラン第一国立高等学校で活動しています。この町に着任して、2か月ほどが経ち、だいぶ生活にも慣れてきました。今回は、ウンガランがどんな町なのか、これまでの生活で感じたことをもとに、紹介したいと思います。
ウンガランは、中部ジャワ州(首都ジャカルタと同じジャワ島)の州都であるスマラン県にある町です。スマランの市内は海に面した街ですが、ウンガランは市内から山の方へ坂をずーっと登っていったところにあります。スマラン市内の中心部からは車で40分ほどのところで、けっこう坂を上ってきたからちょっと涼しいのかなと最初は思いましたが、早朝と夜は涼しいものの、日中は30℃くらいまで上がります。
スマラン市内からウンガランへ向かう途中。奥の方もスマランです。
次に、私の派遣校付近の様子を紹介します。私の派遣校の隣には、立派なモスクがあります。ムスリム人口が世界一多いインドネシアらしいなと思う一方で、そのモスクの向い側には、立派なキリスト教の教会があります。私は、驚きつつも、日本ではなかなか見ない光景で、興味深いなと思いました。学校の先生によると、スマランにはジャワ人(「インドネシア人」の中のさらに細かい民族の分類)はもちろん、中華系の人々、アラブ系の人々、インド系の人々等、様々な民族そして宗教が存在しているとのことです。「だから、スマランはkeren(かっこいい!クール!)だよ」とその先生は話していました!
また、ウンガランには、自然に触れることができる観光地も多くある「ウンガラン山」があり、私の住居からも眺めることができます。その山の方へは一度だけ行きましたが、私の住居周辺とは雰囲気が異なるため、もっとウンガランを知るために、残りの4か月間、色々な場所へ足を運びたいと思っています!