はじめまして。台中市立西苑高校に派遣されている熊谷陽菜です。
西苑高校は中高一貫校で、生徒数も多く校舎も広い学校です。学校の近くには台中で有名な逢甲夜市があります。
学校帰りにご飯を求めて立ち寄っている生徒をたくさん見かけます。私も、学校帰りには夜ご飯を買ったりしていつもお世話になっています。
さて、先日私は本校の図書館で1日館長を務めました。
私は図書館の貸出しカウンターに立ち、生徒たちが本を借りる際に日本語を使って本を借りてみよう!という交流イベントでした。
本を借りる時に、使ってもらった日本語は以下の3つです。
1. こんにちは。
2. 私は本を借りたい。
3. ありがとう。
はじめに、私がこの3つの日本語を生徒に教えました。生徒にとってやはり「私は本を借りたい。」を覚えるのが難しかったようです。
並んで本を借りるのを待っているときに、生徒たちが小さい声で何回も練習している様子や生徒同士で教えあう姿がとても可愛らしかったです。いざ私の前にくると、日本語を忘れてしまい……再び教えてあげると「あ~!」と思い出し、皆上手に日本語を言うことができました。
西苑高校の日本語の授業は高校二年生の4クラスのみです。今回のイベントにきてくれた生徒は主に中学生が対象でした。「先生とお話ししたかったです。」と中には日本語で話かけてくれた生徒も。また、本校に来たばかりの時より「おはよう!」「こんにちは~!」と日本語で挨拶してくれる生徒が増えました。挨拶をしてくれるだけでも嬉しくなります。
今回のイベントのように、他の学年の生徒とも関われる機会をこれからもっと作っていきたいと思います。