はじめまして、日本語パートナーズタイ6期の今村です。わたしが派遣されているプリンセスチュラポーン サイエンスハイスクール(PCSHS)ピッサヌロークはタイのサイエンス分野に貢献する人材を育成するために教育省が建てた全寮制の学校です。PCSHSはタイの南から北まで全12校あります。私の学校は中学校1年生から高校3年生までの約720人が在籍しており、生徒は朝から晩まで勉強し、日々授業やプロジェクトにいそしんでいます。PCSHSには日本語専攻はありませんが日本の高専やスーパーサイエンスハイスクールと提携・交流がある為、日本に興味をもっている生徒も多く、楽しんで日本語を学んでいます。
今回の日本語クラブではPCSHSピッサヌロークとPCSHSチェンライで年賀状交換を行いました。まず年賀状や干支、新年のあいさつを一緒に勉強し、年賀状の作成に取り掛かります。日本語を習ったことがない生徒もいましたが時間と心を込めて一生懸命年賀状を書いていました。
とてもクリエイティブで素敵な年賀状が完成しました
1月に入り、相手校から年賀状が届きました。同じように心のこもった年賀状をもらい、うれしそうでした。SNSで相手校の生徒と友達になっている生徒もちらほら。
そして、お待ちかねのお年玉くじ抽選会。年賀状の角に書かれている数字をみつめて、番号が呼ばれるのを待ちます。くじのドキドキ感を楽しみ、当たった景品のお菓子をおいしそうに食べていました。
またチュラポーンチェンライからも年賀状をうけとった様子の写真が送られてきました。 年賀状を通して同じ環境で頑張っている生徒同士が繋がり、生徒が喜んでいる姿にとても心が温まりました。残り少ないですが日本のファンを増やすためにますます頑張ります。