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私の通勤手段~バス~

学校に行くための交通手段は、地域によってそれぞれです。
私が住む町パスルアンは、タクシーはないので、基本的にはローカルな交通手段を利用します。
今回は私の通勤手段のひとつ、大型長距離バスについてお話したいと思います。

この大型バスにも種類があり、バスターミナルにしか止まらないバスもありますが、私が乗車するのは乗り降り自由タイプのバスです。
私はだいたい、東ジャワの「スラバヤ~バニュワンギ(ジャワ島の最も東側の町)」を走っているバスに乗ります。
料金設定は曖昧ですが、だいたい30~45分迄の距離なら5000ルピア(日本円だと約40円)ぐらいです。ちなみに、エアコンがついているかどうかでは料金は変わらないので、エアコン付きのきれいなバスに乗れた日は、ラッキーです……!

乗りたいバスに向かって手を振る様子の写真
バスの乗り方は道に立って待ち、近くに寄って来たらバスに向かって、道路側の手を肩ラインぐらいまであげて、手招きするように動かします。
バスの車内にあるテレビ画面の写真
私がよく乗車するバスは、前方に大画面があり、インドネシアの曲が流れています。毎日聴いていると、いつの間にか口ずさんでしまうようになりました。

「カルチス!(チケット!)」という言葉が聞こえてきたら、乗務員に行き先を告げ、お金を払います。ポイントは、できるだけぴったりのお金で支払うことです!(お釣りは返ってこない可能性もあります(笑))

途中、売り子がバスに乗り込み、揚げ物からお菓子、飲み物まで何でも売り始めます。

バスの車内で食べ物を売っている様子の写真
通路は人が1人でぎゅうぎゅうになる狭さなので、満員バスのときや、人の乗り降りが激しいときはなかなか大変です。

降りるときは、降車したい場所に近づいてきたタイミングで運転席の近くに行き、乗務員や運転手におりたい場所名等を言います。

目的地到着を待つ乗客の写真
降車場所が近付くと、前の席?に座って降りるタイミングを待ちます。

インドネシアは親切な人が多いので、降りたい場所を最初に乗務員に伝えていると、「もうすぐだよ!」と教えてくれたりもします。たまに、他の乗客がおりるタイミングを教えてくれることもあります。

大型バスの写真
バスの大きさは、だいたいこれぐらいです。乗り降りするドアは、乗務員による手動です。

インドネシアに到着してから、もう5ヶ月が経過しました。
いつも乗るバスの乗務員さんには、顔も場所も覚えられており、「来週はもう1つの学校に行くからバス乗らないんでしょ?次は再来週ね。」と、私のスケジュールまでばっちりです。 私が停車の合図をし忘れたときも、止まってくれるようになりました。

残りの数ヶ月も、インドネシア人の親切さを感じつつ、安全には気を付けながら、現地生活を楽しみたいと思います。

Writer
インドネシア 東ジャワ州
岩本 麻世子さん

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