インドネシア10期の徳永由佳です。ジャワ島のまん中あたりにあるスコハルジョという町に来ています。赴任校はスコハルジョ国立第1高校(SMAN1Sukoharjo)です。
担当しているのは、各学年にそれぞれ1クラスずつある言語系クラスの日本語の授業、それから、10年生(高校1年生)理科系クラスの選択授業としての日本語の授業です。理科系クラスは11年生(高校2年生)になると、もう日本語の授業はありません。1年限りの授業なのです。
3月に入って12年生(高校3年生)の試験が始まると、10年生、11年生の授業がなくなります。ひとりで日本語を自習するのは、なかなか難しいですね。そこで、いつでもどこでも日本語に親しんでもらえるように、国際交流基金が制作したスマホ・アプリ「エリンと挑戦!にほんごテスト」(無料)を紹介しました。日本語の勉強をはじめたばかりから初級前半くらいの人向けで、ひらがなを十分に覚えていなくても楽しめます。インドネシア語版もあるので、彼らにぴったりだと思いました。
スマホ・アプリ「エリンと挑戦!にほんごテスト」では、カードゲームやマンガ、クイズを通して、初級の言葉や表現を楽しく学ぶことができます。どのくらい覚えたか確認できるテストもあります
さらに、カウンターパートの先生と相談して、「季節をひとつクリアしたら、その証拠になる画面をスクリーンショットに撮って、私のメールアドレスに送ってもらう。成功した生徒には、私から小さなプレゼントを贈る」というお楽しみを企画しました。
この企画では、私のほうが思いがけないプレゼントをもらいました。生徒たちは、スクリーンショットを送ってくるときに、たくさんの言葉を添えてくれるのです。おかげでインドネシア語のメールのやり取りがたくさんできました。ありがとう、みんな!