修学旅行に同行しました。驚いたことに1泊4日、2泊5日、派遣校の2校とも往復車中泊で朝帰り。ジョグジャカルタからバリ島は片道25時間。マランは8時間かかります。
ジャワ島では高速道路がほぼ全線開通したので、快適なバス旅行ができました。高速料金が高いと言っていましたが、今後の経済発展が期待できます。サービスエリアもあり、トイレ休憩やイスラム教の礼拝所も完備されていますが、一般道路では渋滞に巻き込まれます。夜行の車内はエアコンの効きすぎで寒いので、みんなお揃いの防寒着を着ていました。
SMA(普通高校)のバリ島旅行では外国人観光客の行かないローカルな観光地巡りができました。
SMK(専門高校)の1日目は、スラバヤの企業訪問(工場見学)です。化粧品会社では、化粧品の注入の自動化や品質検査を見学。日本とは異なり梱包の自動化はせず、人手をたくさん使っていました。
代表生徒へのメイクアップのあと、大勢の生徒と先生が化粧品を買い求めていました。ジルバブを着けない化粧姿がCMで多用され、高校生を取り込む販売戦略。ムスリムの女性たちのオシャレから自由な生き方が広がって行くのかもしれません。
次は飲料メーカーの見学。ボトリング、ビン洗浄工程。栓の不良やヒビがあると、即廃棄。ペットボトルが増えたが、環境問題からビンのリユースは見直されています。砂糖入りで甘い紅茶、ジャワティーです。
2日目はマランの動物園&遊園地。地元の観光客がいっぱいで、小学生の団体、家族連れも多く、入口は大行列でした。スペースが広く、池や樹木が多く日本の動物園より動物たちは寛いでいるかもしれません。展示も凝っていて、2時間半かけて回る方が疲れます。
アンコット(交通)博物館は、乗り物のほか世界旅行を模して街角が作られており、写真好きの先生たちにも大好評でした。
昼食も夕食もレストラン兼土産物屋さんに行きました。オレオレ(土産物)が大人気で生徒も先生もたくさん買い込んでいました。