私達が子供のころから慣れ親しんできた日本文化のひとつである「紙芝居」を台湾でも何度か見かけたことがあります。今回はひょんなことから台南市で台湾の高校生による紙芝居大会があることを知り、1、2年生の複合チームで参加をしてきました。
参加を決めてから大会まで私達の練習時間はちょうど一ヶ月。加えて、台湾の学生は学校にもよりますが、昼休みの時間も自由に使うことができません。そのため、週に3回だけ昼休みに休みをもらってみんなで特訓をしました。大会前には中間テストもあり、本当に少ない練習期間だったと思います。
公平性のため学校名は伏せられていましたが、入賞した学校を見てみると「応用日本語学科」や「観光科」など日本語を本格的に学んでいるチームが多く強敵ぞろいだったことがよくわかります。
入賞は逃してしまいましたが、少ない練習期間でひらがなもままならない彼らがセリフを完璧に覚え、感情表現までプラスして大きなミスなく発表を終えられただけで私は大大大満足で100点をあげたいと思います。
この経験を活かして今回の1年生が新1年生を率いて来年も挑戦してくれることを期待しています。