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台湾の給食

台湾は春があっという間に過ぎて夏の暑さになってきました。
日本より一足早く夏の始まりです。

さて、今回は台湾の給食について紹介します。
皆さんは台湾にも多くのベジタリアンの方がいることをご存知でしょうか?私は派遣されるまで台湾にもベジタリアンの方が多くいることを知りませんでした。また、ベジタリアンといっても分類がとても細かいです。
その為、台湾の給食は素食(ベジタリアン用料理)と葷食(お肉や魚も含む料理)で料理が分かれています。

ベジタリアン用の給食の写真
こちらは1階のベジタリアンの方用。主食、おかず6種、スープ、その他(フルーツ、牛乳、など)。
お肉や魚も含む給食の写真
2階にはお肉や魚も食べられる方用の給食です。

生徒の給食は給食センターの方が教室まで運んでくれます。なので、4時間目の授業後半になってくると外からいいにおいが漂ってきて空腹を刺激してきます!また、教室に運ばれてくる給食は葷食(お肉や魚も含む料理)なのでベジタリアンの生徒は食堂まで取りに行きます。

食堂まで給食を取りに行く生徒の写真
それぞれお椀や皿を持参して好きな量を取っていきます。
ベジタリアン料理の写真
ある日の素食(ベジタリアン料理)。上のえびは蒟蒻でできています。リアル!
台湾のカレーの写真
この日はカレーです!日本のカレーとは少し味が違います。
山盛りの給食とスイカの写真
いつも「少ないよ!」と給食のおばちゃんに言われどんどん盛られます(笑)

私は普段不足しがちな野菜も食べることができたり、台湾料理を食べられたりできるので学校に給食があってよかった!と思います。しかし、学校の生徒に「給食美味しい?」と聞くと「う~ん……」という子も。特に月曜日は野菜のみのメニューなのでお肉や魚料理が出ません。食べ盛りの高校生には物足りないよう……なので、月曜日はカップラーメンを持って来る生徒が多いみたいです(笑)。

また、台湾に来て思うことは、台湾人は食べることが好きな人が本当に多いです!たくさん食べるし、食べる速さも速いんです(笑)。「ご飯食べた?」「このお店の〇〇美味しいよ。」「この果物って日本にもある?」など食べ物の話題も多いです。よく考えると食べ物の話題で私もたくさんコミュニケーションが取れているなと実感しています。

Writer
台湾 台中
熊谷 陽菜さん

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