こんにちは。
トレンガヌ州バトゥ・ラキット総合全寮制中等学校(SBPIバトゥラキット校)に派遣されている土屋なつみです。
いよいよ帰国まで3か月を切りました。時の流れの早さにびっくりしています。
今回は7月ということで、七夕の文化紹介について書いていきたいと思います。
皆さんもご存じの通り七夕は7月7日。
織姫と彦星が1年に1度会うことができる日ですね。
授業では、まず七夕の物語や歌、飾りの意味を説明しました。
去年まで住んでいた仙台の七夕祭りの映像を見せると「きれいー!」と歓声が上がっていました。
そして七夕の飾りを配り、それを見た生徒達は「かわいいー!」と手に取って興味津々に眺めていました。
ちなみに今回はフランス語クラスの生徒達にこの授業をしました。
SBPIバトゥラキット校はイスラム教を勉強することができる全寮制の学校なのですが、生徒達はマレー語や英語の他にフランス語や中国語、そして日本語を必修選択科目として勉強しています。
普段はその日本語クラスを対象に授業をしているのですが、任期が残り3か月もないということでより多くの生徒達と関わりたく、CPの先生にこのような授業を設定してもらいました。
ですので、今回の生徒達は日本語を全く勉強していませんでした。
でも日本文化には興味を持ってくれていて、授業の前には
「先生、○○ちゃんが今日の授業をとても楽しみにしているよ!」と
フランス語クラスに友達がいる生徒が教えに来たほどでした(笑)。
授業では、七夕の説明が終わると短冊に願いを書いたり星を折り紙で折ったりしました。
そして最後に学校の中庭の周りに飾りつけをしました。
風が吹くと短冊や飾りが揺れて何とも風流な光景でした。
生徒達の短冊の願いは、
「将来ハンサムな恋人に出会えますように」
「早朝のコーランの授業に遅れないようになりたい(どうやらいつも遅刻してしまう様子。(笑)」
などなど可愛らしいものがたくさんありました。
みんなの願いが叶いますように!