先日、日本語パートナーズ台湾3期としての活動を終え日本に帰国しました。
台湾に派遣されたばかりの頃は1週間がいつもより長く感じることもありましたが、だんだんと慣れてきて後期の授業が始まってから帰国まではあっという間に時間が過ぎました。6月に入ってからはお別れモードでとても寂しかったです。生徒にも先生にも「いつ日本に帰国するの?」と聞かれることが多く、別れが近づいていることを実感しました。
台湾ではたくさんの人との出会いがありました。また、広い世代の人と関わることができたと思います。台湾で生活をして、飲食店やバスの中で顔見知りではない人によく話しかけられることもありました。特に、郵便局では郵便物に書かれた私の名前を見て日本人だと気づき「なんで台中に来たの?」「台湾はどう?」などとお話することが多々ありました。はじめは、私が外国人だから話しかけてくれるのかな……と思っていましたが、そんなことはありませんでした。台湾人同士でも気軽に話している様子をよく見たので、台湾の人と人の距離の近さを感じました。
そして、西苑高校ではたくさんの思い出ができました。はじめは、中国語の環境に慣れず心細く感じた時もありました。それでも、先生たちも生徒も英語を使ったり簡単な日本語を使ったり、時には翻訳機を使ったりして伝えようとしてくれました。その気持ちだけでも十分嬉しかったです。いつの間にか環境にも慣れ、先生たちとお茶したり旅行したりして充実した時間を過ごしました。
10ヶ月間、台湾の方々の優しさにたくさん触れました。そして、前よりもっと台湾のことが好きになりました。また、みんなに会える日を楽しみにしています。