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派遣校SMK Ibrahim 100周年

あっという間にも、日本語パートナーズとしての活動も終盤を迎え、「今月の日本語パートナーズ」を書くことも最後となりました。

今回は私が派遣された学校SMKIbrahim(以下SMKI)についてです。

派遣先の学校の写真1
派遣先の学校の写真2

実は今年で100周年のSMKI、私が派遣されている間にも沢山のイベントがありました。

まず2月には、生徒と近所の人たちとの100周年マラソン。

たくさんの人で賑わうマラソン大会の写真
マラソン大会での記念写真

マレーシアではよくマラソンが行われます。学校で開かれた100周年マラソンにも多くの方が参加しました。びっくりしたのが、多くの人がゆっくり歩く場面が見られたことです。それでも自分のペースで完走するのがマレーシアのマラソンなのでしょう。日本の学校の運動会のようなものをイメージしていたので少し驚きでした。

大広間での豪華なディナーの様子の写真

この写真は7月に行われた100周年ディナーのものです。今までの卒業生が集まり食事会をしました。ステージ発表では、マレー系、インド系、中華系の伝統的な踊りが披露され、なんと私たちもソーラン節を披露しました!

いつも思うのですが、1つの国で異なる民族の伝統に触れることが出来るのは本当に素晴らしいことですよね。

記念の集合写真
テーブルセットされた広間の様子の写真

100周年ディナーの次の週には、ケダ州のスルタン(イスラム教最高権威者であるカリフが授与した政治的有力支配者)とスルタナ(スルタンの奥さん)がSMKIに訪れ食事会が開催されました。実はケダ州ではスルタン・スルタナが毎年決まった3校を訪問します。SMKIはその3校のうちの1つで、毎年この時期になると装飾、準備等で学校の先生は大忙し。でもスルタン・スルタナが訪問する学校に選ばれているのは、とても誇らしいですよね。

そして9月に学校で行われた100周年カーニバル。沢山の出店が並び、隣にあるIbrahim小学校の生徒も遊びに来ていました。

出店で賑わっている写真
沢山の生徒で盛り上がる様子の写真

SMKIへの派遣任期も終わってしまいますが、100周年という記念すべき年に派遣された事、大変光栄に思います。短い間でしたが沢山のことを経験させて頂き、SMKIがとても好きになりました。

ありがとうございました。Terima kasih.(マレー語で感謝の意味)

Writer
マレーシア ケダ州
梶原 唯華さん

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