こんにちは、マニラで活動中の今野です。9月末に私の前任者であるフィリピン5期の門脇さんがいらっしゃいました!
“日本語パートナーズ”として活動する際には新規校に派遣されたり、メイン校・サブ校が変更になったりと各NPによって状況は異なります。私の場合、メイン校・サブ校とも門脇さんから変更なく引き継ぎました。また、CP(カウンターパート)の先生や住居の変更もありませんでした。(住居の部屋は変わりました)私は派遣前から門脇さんに色々とお訊きし、フィリピンに赴任してからも困ったことや悩んだことがあると相談に乗ってもらっていました。
JFM(国際交流基金マニラ日本文化センター)では門脇さんと日本語専門家の小林先生とが再会されました。今年から勤務されている浅田調整員とは初対面です。
サブ校では久しぶりの再会に、職員室、食堂は大騒ぎでした。
サブ校では、CPラブ先生と門脇さんの2人に、私のTT(Team Teaching)授業を見学してもらいました。後半の文化紹介の時間では、門脇さんと私とで日本のじゃんけんを紹介し、反対にフィリピンのじゃんけんを生徒に教わり盛り上がりました。
メイン校に訪れると、昨年門脇さんに教わった生徒は号泣の出迎えです。食堂のスタッフさんも泣いてらっしゃいました。
門脇さんはメイン校に2日間訪問してくれたので、ここでも文化紹介を手伝ってもらいました。
門脇さんと一緒に授業に取り組むことで、授業の進め方の参考になる点がたくさんありました。また、先生方や生徒との接し方でも気づきがあり、それから生徒とは極力英語を使うことを止め、日本語で話しています。
今まで関わることもなかった私たち新旧のNPが、期をまたいで、一緒にフィリピンの地で、同じ想いや悩み、喜びを共有していることに改めて感動し、NP活動は奇跡の積み重なりだと改めて思いました。メイン校は私で4期目の派遣になりますが、先輩方が作ってきた道を歩くことで活動のしやすさや学校としての日本語の定着を感じています。私の次のNPに良いバトンを渡せるような活動をしていきたいと思います。