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「あげたものよりも、もらったものの方が、ずっと多かったね」

日本の家族や友人からは、「9か月はあっという間だったね」と最近よく言われますが、私自身は色々なことがあって、各月にタイトルを付けられるほど濃密な時間でした。一時的な滞在ではないので、楽しいことばかりではなく、難しいなと感じたこともありました。

今野さんと生徒の記念写真
メイン校Grade10(高校1年生)の生徒たちと
楽しそうな生徒たちの写真
これからパレードへ出発!
渡り廊下に大集合した生徒たちの写真
日本語ブースの前で映画の上映を待ちます

「一番難しかったことは何ですか?」と質問されるならば、私は「日本語パートナーズ(以下、NP)として現地で活動するかどうかの決断」と応えます。私は、前職を退職してこの事業に挑戦しました。応募の準備、実際に現地に来るまでの間は、期待と不安が入り混ざった気持ちでしたが、活動が始まると、何とかなります(するしかないです)し、楽しいことの方が、難しいことや苦しいことよりも多くありました。

料理を持った今野さんと生徒たちの写真
生徒とクリスマスパーティ
今野さんと生徒たちの記念写真
メイン校の生徒と『日本語フィエスタ』へ
今野さんと先生との写真
先生の日。メイン校のカウンターパート(CP)の先生と

「くにえさん、あげたものよりももらったものの方が、ずっと多かったね」これは、2月に遊びに来てくれた日本の友人の言葉です。自分のマニラでの日々を話したら、このように言われました。
自分が貢献できたことは何か、何をあげることが出来たのかという質問が最も難しいのですが、私は「大好きとありがとうを伝えたい」と思いながら活動してきました。私があげることができたものがその気持ちだとするならば、私は愛情、気付き、学びなど自分があげたものとは比べることが出来ない位の多くのものをもらいました。

今野さんと先生との写真
メイン校のCPの先生とランチは毎日一緒でした
休日の記念写真
メイン校のCPの先生のご家族とキャンプに行きました
カフェで料理を前にした記念写真
サブ校の向かいのカフェはお気に入りでした

私は前述のように、応募の検討から日本出発の日までドキドキしていました。その時によく見ていたのが、この『今月の日本語パートナーズ』です。記事を読みながら応募するかどうか考え、選考後は活動イメージを膨らませていました。
そのため、この記事はそんな私のような方(特にフィリピンを検討している方)へ向けて書きました。NPを検討している方、マニラでの生活を予定している方の参考になれば嬉しい限りです。そして、今後も、日本語、日本文化を通じたフィリピン、日本両国の、人と人との心温まる交流が続くことを願っています。

教室内での活動の様子の写真
文化紹介
書道作品を持った記念写真
国際交流基金マニラ日本文化センターの「おしゃべりサロン」
沢山のメッセージカードの写真
生徒からのメッセージカードは宝物
Writer
フィリピン マニラ
今野 くに江さん

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