タイ東部、チャンタブリーに派遣されている大竹春菜です。私がタイの学校生活の中で特に日本と違って面白いなと思うことが、先生の服装です。今回は私の学校での服装について紹介します!
私は毎日違う色の服を着て登校しています。ほかの先生方も同じです。仏教国であるタイには曜日の色があるので、曜日の色に合わせて服を選んでいる先生が多いのです。月曜日は黄色、火曜日はピンク、水曜日は緑、木曜日はオレンジ、金曜日は青や水色です。
私は木曜日のオレンジ以外は全色の服を揃えました。学校に着て行く服はいつも市場で200バーツ(約700円)前後で買っています。日本から持ってきた服(白いシャツ)は、
これまでほとんど出番がありませんが、スカートや靴は日本から持ってきたものを履いています。女性の先生はスカートを履かなければいけないので、私は毎日膝丈の黒いスカートです。
他にも、服の色はいろいろな意味を持っています。例えば王様は月曜日生まれなので、月曜日の色である「黄色」は王様の色でありフォーマルな色です。大事な式典がある日は黄色い服で登校します。王様のお母様は金曜日生まれなので、金曜日の色である「水色」は母の日の色。母の日がある8月は、水色がフォーマルな色でした。また、仏教関係の行事がある日は白い服を着る先生が多いです。
誰かが亡くなると、お葬式の期間は黒い服を着ます。これは日本と同じですね。しかし、「〇〇先生のお母さんが亡くなったので、外国語科の先生は1週間黒い服を着ます」というように、喪に服す人や期間が日本とは異なり、その範囲の広さに初めは驚きました。
たった5か月の生活でもこれだけの発見ができました。タイでは日本以上に服の色が大きな意味を持つことを知り、面白いなと思っています。今後もいろいろな発見をしていきたいです!