タイの東北部、ペッチャブーン派遣の成松祐里です。東北部といっても地図で見るとタイの真ん中!バンコクからはバスで6時間ほどの場所に位置しています。
タイに来て5か月が過ぎようとしています。学校は期末試験も終わり、生徒たちは長期休みの真っ最中です。
今回は、先日行われた退任パーティーについて紹介したいと思います。私の派遣されている学校では5名の先生方が9月で退任されました。
退任パーティーの2週間前、先生方がパーティーに向けてダンスの練習をしていると聞いて、見学に行くと「成松さんも一緒に踊りましょう!」と誘いを受け、一緒に踊ることに‼
パーティー当日は、生徒にメイクをしてもらいました。
ドレスコードは“赤”。みんな華やかな衣装で写真撮影や退任される先生方との会話を楽しんでいました。
私が驚いたのは、プレゼントの量です。会場に来る方来る方、プレゼントを持っていました。絵画や布団、クッション、扇風機まで。各先生用のプレゼント置き場に入りきらない程の量でした。
パーティーは、校長先生や来賓の方のお話、ビデオ上映などがあり、あっという間にダンスの時間に。誰よりも緊張していた気がします。完璧にはできませんでしたが、ミスしても、みんなで「マイペンライマイペンライ(大丈夫、大丈夫)」と声を掛け合っている姿がタイらしくていいなと思いました。退任される先生方も喜ばれていたのでよかったです。
最後は、ろうそくに火を灯してみんなで合唱です。なぜ、ろうそくなのかを尋ねると「先生は生徒に色々なことを教える“光”のような存在だから」という答えが返ってきて、素敵な考え方だなと思いました。昔は電気がなかったため、その光をろうそくの火で表し、それが今でも続いているようです。
その後もパーティーは、終わる気配がなく解散は自由だということで、「あの大量のプレゼントをどうやって持ち帰るのだろう」と余計な心配をしながら私は会場を後にしました。