はじめまして!タイのノンタブリーに派遣されている椛島三保子と申します。ノンタブリー は、バンコクと北に隣接するドリアンで有名な場所です。
地理的には、バンコクが東京だとすると、ノンタブリーは埼玉県のイメージだと思います。
さて、タイでは9月18日~24日までสารทเดือนสิบ Sat Dern Sib(太陰月祭、十月祭)という仏教のお祭りがありました。亡くなった先祖の霊を慰めるためのお祭りで、日本のお盆と似ています。日本では、お盆の時期になると神社の境内で縁日が開かれますが、タイでも同じようにお寺の近くで縁日が開かれます。
先日、私の家の近所のお寺でもSat Dern Sibをお祝いする縁日が開かれました。
今回はタイの縁日について紹介したいと思います。
タイの縁日はとてもきらびやかで賑やかです。
縁日の期間は、お寺の参道や周辺の道が沢山の電飾で飾られ、露店が並んで多くの人で賑わいます。
私は学校帰り、縁日の事を知らずキラキラした参道を見て、何事かとびっくりしてしまいました。
近所の縁日は、午後4時〜10時半ぐらいまで、1週間毎日開かれていました。
会場では、日替わりでルークトゥン(タイの歌謡曲)の歌手によるコンサートが開催され、ミニ観覧車、メリーゴーランドなども設置されていました。
縁日では焼き鳥、海鮮焼き串、タイ料理、虫料理(!)、タイスイーツなどの他、金魚すくいや射的といった、日本でも馴染みのある露店が並んでいました。
日本の露店では、物の値段が若干高めですが、タイの露店では値段はいつもと変わりませんでした。露店の近くには、テーブルと椅子が並べられ、露店で買ったものを食べられるようになっていました。
金魚すくいでは、紙を貼った網で金魚をすくって、お椀に入れていました。
タイの縁日は、日本の縁日と共通点が多いのが意外でした。
縁日のワクワク感はどこの国でも共通だなぁと感じました。
今度、タイの人達に日本の縁日を紹介し、感想を聞いてみたいと思います。