サバイディー!(こんにちは)
今回はラオスの盛大なお祭り「オークパンサー」をご紹介したいと思います!
オークパンサーは、陰暦8月から3か月間の僧侶の修行期間が終わる日です。この3か月間は様々なお祝い事を自粛し、人によってはお酒も断ち、慎ましく生活します。このお祭りの日は、厳しい修行期間の終わりをお祝いする人々で街がとても活気に溢れるのです!
前日からメコン川沿いの公園では前夜祭が行われていて、いつも以上に人も出店も多くなります。当日は、普段はお寺に行かない人や子供も揃って托鉢に出かけます。その時は必ずラオスの伝統衣装を身に付けてお参りするのですよ!
夜になると、お坊さんの手作りランタンでお寺が彩られます。色とりどりの和紙が蝋燭で照らされてとても綺麗です!ラオスの人々は写真を撮るのが大好きなので、その夜はここぞとばかりに写真を撮っていました笑。私もビエンチャン学校の先生や前任の日本語パートナーズ達とたくさん撮りました!
この日は、もう一つ大事な行事があります。ロイカトーンと言って、バナナの葉やマリーゴールドで飾られた小さな灯籠をメコン川に流すのです。オークパンサーの翌日にはボートレースもあります。
これらはナーガ(精霊)を讃えることを象徴しており、また灯籠には願い事を込め、流すことでネガティブな感情を流し去るという意味合いがあります。
これらの灯籠は、道中の出店で買うことができます。灯籠流しの場所へ近づくためにまず通行料を払い、蝋燭と線香に火を灯したら川に流します。しかし今年は水が少なく、中洲に流しました。数人の男性が川に入っており、彼らが奥へと灯籠を押し出してくれます。紙幣を灯籠に差し込んでいましたが、間違っていなければ、彼らに対するチップだと思われます。
仏教国の文化をたっぷりと味わえる素敵なお祭りでした!
皆さんもぜひこの時期を狙ってラオスを訪れてみてはいかがでしょうか。