ベトナムのダナンに派遣されている徳植千秋です。レクイドン高校10年生(高校1年生)のクラスでは、日本の制服を紹介しました。
ベトナムの高校では、女子生徒は伝統衣装であるアオザイを着用しています。一般的な制服のアオザイは白ですが、レクイドン高校は専門高校のため、水色のアオザイを着用しています。
まずは、生徒たちが日本の制服について調べてきたことをパワーポイントで発表しました。
その後は〇✕形式の制服クイズです!みんな真剣に考えてくれました。ただ聞いているよりも一緒になって考えられるのは楽しいですね。
クイズを進めていくと、日本とベトナムの違いがたくさん出てきて、驚きの連続でした。例えば、ベトナムでは、鞄や靴下、靴なども自由ですが、日本では、これらも指定されている学校があります。みんなそれを聞いてびっくり!と同時に少し日本は面倒くさいなという表情をしていました。
もっと驚いたことは、制服の値段についてです。日本の制服の一般的な値段を伝えると、みんな唖然……。この値段でバイクが買えます……という声も上がりました。
それもそのはず、ベトナムでは、制服は生地屋さんに行き作ってもらうと35万ドン(日本円で約1750円)くらいで作れるといいます。生地の指定もないそうなので、生徒たちの制服もよく見ると同じ水色だけど若干色が違います。
制服の紹介が終わった後はお待ちかねの試着タイムです!待ってましたとばかりにみんな大盛り上がり。
普段の女性らしいアオザイ姿しか見たことがなかったため、日本の制服を着ている生徒たちを見るとなんだかすごく幼くなったような印象です。とても嬉しそうに何枚も写真を撮る生徒たちを見ていると、こちらまで嬉しくなります。
みんな念願だった制服を着ることができ、満足できたようです。
これからも日本とベトナムの違いをいろいろ発見していきたいと思います。