こんにちは。マニラに派遣されている若林です。
フィリピンはようやく雨期が終わり、過ごしやすい気候になってきました。
悪天候により休校続きだった学校も、穏やかな日常に変わりつつあります。
今回は先日行われた学校イベントについてお伝えしたいと思います。
学校では、毎月「○○の月」と題して大掛かりなイベントが行われています。
9月は科学、10月は社会の月でした。
私のお世話をしてくださっているCP(カウンターパート)先生は3名います。
そのうち1名のCPの先生の主教科は「社会」です。そのため、10月はCPの先生にとっていつも以上に大忙しの月!(※各CPの先生方は日本語以外に主教科をもっています。)
今回のイベントでは、各クラスに分かれて世界各国のシンボル、歴史、衣服、食べ物、文化について紹介するとの事。そしてCPの先生は何ヶ国もある中から、「日本」を選択してくださいました。普段日本語の授業を選択していないクラスの生徒達も、必然的に日本について調べ、作品を作りあげることとなります。私も微力ながら社会の授業や打ち合わせに参加し、お手伝いさせていただきました。
イベントは大盛況で、朝8時〜16時まで長蛇の列が途切れることなく続いていました。
生徒達と接していて思う事は、とにかく発想力が豊かで手先が器用な事。
身近にあるものをいかに工夫してリアリティを出すかという能力に非常に長けています。
そして何より嬉しかった事は、日本語授業を選択していない生徒が、日本について調べていくうちに日本に興味を持ち始めたと言ってくれたこと。私ともっと話したいと言ってくれたこと。何をするにもきっかけは何でもいいんだ。と改めて感じた一日となりました。
このイベントを通して、日本語クラス以外の生徒達ともコミュニケーションをとることができました。小さなきっかけを見落とさずに、残り4ヶ月、活動に励みたいと思います。