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派遣先校と日本の高校との交流

今回のインドネシア派遣の際にやりたかったことは、派遣先校と日本の高校生との交流です。

私が住んでいる市内には、茨城県立伊奈高等学校があります。地元の高校生の国際交流の機会を提供できればと思い、今年5月に初めて訪問しました。教頭先生に“日本語パートナーズ”派遣事業を説明し、派遣先校と伊奈高校との交流のきっかけを作りたいと提案し、快諾を頂きました。この時点では、派遣先校がこの交流を望むのか不明であり、伊奈高校生の期待を裏切ることにならないかが心配でした。

日本の高校生の写真
茨城県立伊奈高等学校
派遣先の学校の写真1
デポック第11国立高等学校(SMAN 11)
派遣先の学校の写真2
イスラム・ディアン・ディダクティアカ高等学校(SMA DD)

派遣先両校の日本語クラブで、伊奈高校を紹介したところ様々な質問があり、生徒達が伊奈高校との交流を望んでいることが分かり、CP(カウンターパート)先生方に交流を提案しました。両校のCP先生から同意を得られましたが、どのような方法で生徒同士が意思疎通できるか、異文化理解に繋げられるかが課題でした。CP先生方と相談し、まずは手紙を送ることにしました。

生徒達は高校生になってから日本語の勉強を始めており、自分の言いたいことや聞きたいことが日本語だけでは十分に表現できないため、日本語と英語で、名前・学年・趣味・質問と自分の写真を添付して送ることにしました。

〈SMAN 11の生徒達〉
生徒達が書いた手紙を日本語クラブの部長がまとめて伊奈高校へ送りました。
部長は初めて海外へ手紙を送るので、自ら郵送の仕方を調べて送りました。
生徒の1人が、私にも手紙を書いてくれて、とても嬉しかったです。

手紙を書く生徒たちの写真
生徒が書いてくれた蔭木さんへの手紙

〈SMA DDの生徒達〉
友達と相談したり、Google翻訳を見たり、CPの先生や私に文章を確認しながら手紙を書きました。

友達と相談しながら手紙を書く生徒たちの写真
真剣に手紙を書く生徒たちの写真
完成した日本語と英語で書かれた手紙の写真
日本語で書かれた手紙の写真

1か月後に伊奈高校から、返事とDVDが届きました。早速、昼休み時間に集まり、DVDを視聴し、自分宛ての手紙を嬉しそうに読んでいました。

これから派遣先校と伊奈高校との交流がどのように展開していくのか楽しみです。

届いたDVDを真剣に見る生徒たちの写真1
届いたDVDを真剣に見る生徒たちの写真2
嬉しそうに友達と手紙の返事を見せ合う生徒たちの写真
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