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日本語カフェ、はじめました。

こんにちは!12月に入り、バンコクも朝晩は一気に冷え込むようになりました。と言っても20度前後の気温なので、日本の冬に比べると暖かいはずなのですが、生徒も先生も毎日しっかり上着を着込んでいます。

さて、最近私の派遣校で新しい取り組みを始めました!その名も「日本語カフェ」です。日本語を履修していない生徒にも日本文化に触れる機会を与えられるよう、カウンターパートの先生と相談して始めました。

ロビーに作られた和室スペースの写真
左側の和室がカフェスペースです。

私の学校には畳と障子があったので、それを大胆に4階のエレベーターの前(つまり廊下です)にドーンと設置し、即席和室のような空間を作っていただきました。活動はその空間で週に1〜2回、お昼休みの15分を使ってやっています。「日本語カフェ」という名を冠していますがやることは日本文化紹介が中心で、1週目は折り紙、2週目は茶道、3週目は書道と、内容は週ごとに変わります。

折り紙を作成した生徒たちとの写真
折り紙。可愛いメダルができました!
茶道体験の様子の写真
茶道。2人1組でお点前を頂戴しあいました。
書道に挑戦する生徒たちの写真
書道。みんな見事な筆さばき。

最初は特に告知もしなかったので、日本語を履修している生徒を誘っていたのですが、最近はその辺にいる生徒に「やってみない?」と声をかけることも多くなりました。特に中学生は「やってみたい!友達も誘う!」と言ってくれる子が多く、普段関わる機会の少ない生徒たちと話せてとても楽しいです。生徒だけなく、通りかかった先生も興味を持って足を止めてくれたり、一緒に参加してくれたりして、日本文化の人気を感じています。

ジャンプするカエル折り紙をもった先生や生徒たちの記念写真
先生(真ん中)も参加して誰が一番長く跳ぶか競争しました。

派遣期間も残り3か月ほどですが、新たな役割を与えてくださったカウンターパートの先生と学校にとても感謝しています。帰国までにより多くの生徒たちに日本を発信できるよう、引き続き「日本語カフェ」を楽しく取り組んでいきたいと思います。

Writer
タイ バンコク
植田 絢子さん

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