みなさんこんにちは!元気ですか?
最近は寒さのせいでシャワーのお湯が水に変わるという耐え難い日々が続いています……
さて、今月は「距離感」についてお話しします。私が思うにタイは日本より人と人の「距離感」がとても近く、先生・生徒間は親子のような関係で、先生同士も家族のように仲が良く、魅力的に感じます。
先生方との「距離感」は派遣された日から今日まで感じたことがありません。よっぽど性格が合っているんでしょうね(笑) 私なりの留意点は1自分の意見をしっかり伝えること、2感謝の気持ちを忘れないこと、3頼ることです。そうすることで一緒に授業を作っていく上でも、プライベートでも信頼と寛容を基盤とした環境を維持できています。
仲の良い韓国語の実習生は、朝は毎日「おはよう」、帰りは毎日「また明日」、私が冗談を言うと毎回「だめ」と言ってきます。私の口癖だから覚えたのでしょうか(笑)職員室で1人でいる時は「寂しい?」と聞いて一緒にお話ししてくれます。面白くて、困ったときは助けてくれるとても優しいお姉さんとお兄さんです。もちろん、彼らとの間でも「距離感」はありません。
生徒との間は最初「距離感」がありました、それは言語という日本語教育の現場で必ずしも立ちはだかる障壁です。そこで、授業中は先生、休み時間は友達でいることを理念に関係を築こうとした結果、「距離感」は無くなりました。
例えば、授業中は「おはようございます」、授業外では手を振りながら「おはよう」と言っています。また、物理的な距離を縮めるために一緒に鬼ごっこや縄跳びをしたり、映画を見たり等プライベートの時間も生徒といるようにしました。友達は友達を呼びますから、それを見た生徒が私に話しかけてくれたり、遊びに誘ってくれたりして、今では私の授業に出ていない生徒までも挨拶をしてくれるようになりました。
楽観的かもしれませんが「距離感」は打破できる!と私は考えます。