マガンダン、ウマーガ(タガログ語で「こんにちは」)。マニラで活動中の今野です。 「初めての海外生活」、「派遣期間の一時帰国ができない」など不安が多く出発前の準備は悩みました。実際に生活してみての感想は、『人それぞれ』という一言に尽きると思いました。
必要な物、体質・体調、日本のサポートの環境など、各日本語パートナーによって状況は違います。私は日本でよく服用していた薬を多く持参しました。私の場合、葛根湯、胃腸薬、乗り物酔いの薬などを持参しました。結果的には自分が日本で使っていたものはこちらでもよく使いました。また、他の人が勧めてくれたもので「私は使うかな?」と疑問を持ちつつ用意したものは使わないものもありました。
準備に時間をかけたつもりですが、予想外だったのは空気による体調不良でした。今まで喘息になったことや喉が弱いということはなかったですし、自分がこれほど空気に弱くなるとは思いませんでした。また、住居周りの空気についての情報を知りませんでした。その為、日本から、眼の洗浄液、うがい薬、喉のケアをする薬を送ってもらいました。想定をしなかったことが起きる事もあるのだなと思いました。
日本語パートナーによっては、日本からの来訪者がよく来る場合はその際に必要なものをリクエストして持ってきてもらう人もいますし、私のように発送してもらう場合など人それぞれです。
また、病気や怪我になりたくないですし、病院に行かないで過ごしたいですが、そうもいかないものです。その点については国際交流基金現地事務所のサポートにより病院の下見などもありましたので、安心して過ごすことができています。ちなみに、私は住居入居3日目の頃、雨季で濡れた住居前の道で転んでしまい、腕をすりむいてしまいました。そのような場合の対処についても事前研修や現地調整員のサポートがあるので安心して生活できるところです。