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サクサク進んだ年賀状作成と、ドタバタ作った関西の味と。

今回は、最近行った文化紹介について投稿させていただきます。
まず、日本のお正月の定番「年賀状」。6年生(小学6年生)を対象に、綺麗に文字を書いてほしい、そして作った年賀状を旧正月の時期にご家族に見せてほしいという願いを込めて実行しました。私が日本で受け取った本物の年賀状を見せると、生徒はかなり興味を持って見てくれていました。特に日本の亥年の年賀状には驚いていて、それもそのはず、ベトナムの干支と日本の干支が少し違うとのことで、私にも新たな発見となりました。(日本の丑年は水牛、卯年は猫、未年は山羊、亥年は豚、とのこと。)

年賀状を書く生徒たちの写真
みんな、真剣。
窓ガラスにハガキを押し付けて年賀状を書く女子生徒の写真
窓に向かって書くスタイルの生徒も…
ペン、絵具、クレヨンなどのセットを持参して年賀状を描く男子生徒の写真
各クラスに数名、画材が本気すぎる生徒が…
料理が置かれた机で年賀状を描く生徒の写真
ベトナムの旧正月の定番、バインチュン(肉などの具材をもち米で包んだものを大きな葉に包み、蒸した料理)を生徒達が手作りしたようで、目の前のバインチュンの誘惑と戦いながら年賀状を書いてくれました…

1週目に下書きを行い、2週目に厚紙を渡したのですが、画材やシール等色々準備してくれていて、それぞれ個性豊かな作品に仕上げてくれました。

完成した年賀状を持って集合写真1
よく書けていました!
完成した年賀状を持って集合写真2
このクラスはみんな文字だけでなく、本当に絵にもこだわってくれていました!

次に、旧正月前に8年生(中学2年生)のクラスで何か料理の文化紹介をしてほしいと先生から要望があり、「焼うどん」を生徒と作りました。ハノイではそばよりも袋のうどんが手に入りやすいため、“現地の先生が再現可能な文化紹介”を心がけている私は、関西の家庭では焼うどんもよく作るじゃないか!と思い、焼うどんを選びました(関西出身でよかった!)。材料、IH調理器、フライパンは生徒が持参してくれるとのことで、材料を生徒に伝え、私は味の決め手のソース、カツオ節を持参しました。当日教室に行ってみると、豚肉の代わりに牛肉やソーセージが登場したり、何故か大量の粉唐辛子を持参していたり、肝心のキャベツがなかったりと材料がバラバラ!一番驚いたのが、常温の袋うどんの持参をお願いしていましたが、なんと登場したのは冷凍うどん!凍ったうどんから焼うどんを作った経験がなく、悩みましたが、少し水を加えゆっくり炒めると、何とか完成しました!

相談しながら焼きうどんを作る生徒たちの写真
油、入れすぎないほうがいいって!と言っているのかな?
焼きうどんを作る生徒たちの写真
このチームはリーダーがしっかりしていたので安心でした。
焼きうどん作りに失敗した生徒たちの写真
見た目が何故かクリームうどんになってしまっていたチーム。私も驚きました。
真剣に料理する生徒たちの写真
1回目の見た目がクリームうどんになっていたチーム。2回目は失敗できないので私も緊張しました。

試食してみると、当初予定していた材料とは異なっていましたが、とても美味しく、生徒も完食していました。

味見しながら焼きうどんを炒める生徒たちの写真
男子だけのチーム、不安でしたが……
笑顔の男子生徒たちの写真
美味しかったご様子。

ドタバタしましたが生徒が喜んでくれていたので、作ってよかったな~と思いました。

Writer
ベトナム ハノイ
冨樫 八重さん

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