こんにちは。ベトナム・ホーチミン派遣の篠原優子です。
ベトナムでは、旧正月であるテトを盛大にお祝いします。ホーチミンもテトが近づくと、お店やホテル、会社でも赤や黄色の華やかな飾りつけをします。
どこへ行ってもとても賑やかで、街を歩くだけでなんだかワクワクしてきます。北部ではピンクの桃の花を飾るそうでが、南部ではアプリコットやキンセンカ、菊など黄色い花を飾ります。テトの前には、通りでも鉢植えの黄色い花がたくさん売られています。写真映えするスポットがたくさんあり、アオザイを着た女性たちがあちこちでポーズをとっています。
中学・高校ではテト休みの前に文化祭が行われます。クラスで出し物を考え、食べ物や飲み物、ゲームなど、いろいろなお店を出します。テト休み直前のため、みんな開放的な気分でお祭りを楽しんでいました。
テトの前後には一週間の祝日があり、多くの人は家族とテトを過ごすために故郷に帰ります。この時期、旅行をする人も多いようです。ですからテトの時期、ホーチミンの市街は閑散としています。いつもは夥しい数のバイクや車に溢れているホーチミンの街の空気が一変します。年に一度、こんな静かなホーチミンを味わうのもいいものです。