ベトナム北部には四季があります。私はハノイに派遣されていますが、ハノイの冬は霧が多く、窓を開けると外は白く霞んでいます。テト(旧正月)が近づく頃には冷たい霧雨が降り、気分も憂鬱になります。そんな時、私に元気をくれたのが子供たちの笑顔でした。今回は、私が見つけた笑顔について紹介します。
日本語を勉強している生徒は、日本の文化や日本の生徒の生活に興味を持っています。 そこで、私は中学生と高校生に「日本の生徒の一日」を紹介し、授業の終わりに「日本の学生服を試着」しました。
まず、私が卒業した中学校と中学生の頃の私を紹介しました。生徒たちから「日本の空は青い。日本の学校は大きくてきれい。校庭が広くて土がある。木が小さい。」などの意見も出て、生徒たちの視点の広さに驚かされました。
登校から帰宅までの日本の生徒の一日を説明した後は、待ちに待った学生服の試着です。 中学2年生には少し大きいサイズでしたが、交代で制服を着ました。
子供たちは写真を撮るのが大好きです、ポーズも決まっています。
気が付いたら、カウンタパート(CP)の先生もセーラー服に着替え、生徒たちと一緒に記念撮影しました。
中学3年生は、とても落ち着いて制服を着ました。子供たちの笑顔も素敵ですが、CPの先生の笑顔も素敵ですね。
高校2年生と3年生は、初めは学生服の試着を恥ずかしがっていましたが、ペアになったときの笑顔が印象的でした。
高校1年生は日本の学生服に興味津々でした。男子生徒がセーラー服を着たときには、ホーチミンさんからも笑顔がこぼれていました。