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10か月という時を過ごして

みなさん、こんにちは!ウボンラーチャターニーに派遣されていました濵田夏歩です。今回は、私が10か月の活動期間を通して深く感じたことを紹介したいと思います。それは、同じ時を過ごすことの尊さです。

赴任当初、派遣校の生徒たちや先生方とどのように距離を縮めていこうかと悩んだこともありました。しかし、授業はもちろん、授業以外でも日々生徒と過ごし、たわいもないことで笑い合い、ふざけあう中で、生徒たちは次第に私の存在に慣れ、学習した日本語で話そうとする生徒が増えました。また、私と関ろうとしなかった生徒も他の生徒が私と関わる様子を見て、自然に「先生」と寄ってきてくれるようになりました。

空港で撮影した生徒たちとの記念写真
派遣地を離れる時、生徒たちがお見送りをしてくれました

派遣校の先生方とも、一緒に食事を囲んだり、様々な行事を通して関わったりしていく中で、距離が縮まり輪も広がりました。

会食の様子の写真1
会食の様子の写真2
外国語の先生たちとの食事会

時間の長さが比例するわけではありませんが、「時間が解決してくれる」という言葉があるように、同じ時を過ごすことで人と人との距離が縮まるということを改めて実感しました。また、言語によるコミュニケーションが難しい環境の中でも、同じ時を過ごすことで、お互いの文化や価値観、考え方を知ることができるということも学びました。

日本語パートナーズとして、10か月という時間を過ごしたからこそ、見えた生徒の一面や、出会えた人、繋がり、絆や友情がたくさんあります。私にとってこの10か月の全てが尊い時間でした。

先生との記念写真
一番長い時間を過ごしたカウンターパートの先生
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