派遣期間:2019年1月~2019年10月
こんにちは。
今回は日本語パートナーズ(NP)派遣終了後の派遣先国との関わりについて話していきたいと思います。
私は現在、マレーシアのクアラルンプールにある日本語学校で日本語を教えています。
2019年のNP派遣時は東海岸のトレンガヌ州で活動していましたが、2020年は同じマレーシアでも場所を変えて、新しい環境でチャレンジしてみました。
働き始めた当初は、同じマレーシアなのにこんなに違うの?とびっくりするくらい周りの環境が違うので、トレンガヌ州が恋しくてたまりませんでした。
現在働いている日本語学校は、NP派遣時とは違って幅広い年齢層の人との関わりがあり、日系企業の現地社員に日本語の授業をすることもあり、新しい経験に毎日が楽しいです。
先生の私が一番年下にも関わらず、学習者の皆さんは礼儀正しく、いつも「先生、先生」と和気あいあいと授業を受けてくれます。
クアラルンプールの会社にはトレンガヌ州などの地方から上京している社員も多く、授業で私が東海岸訛りのマレー語を話すと懐かしそうにして、とても喜んでくれました。
しかし、そんな楽しい日々も今では夢のようだったと感じています。
なぜなら2月に一時帰国をしてから、COVID‐19の影響でマレーシアはロックダウン状態になり、マレーシアへ戻れなくなってしまったからです。
幸いにもマレーシアはオンライン環境が整っているので、日本にいながら在宅ワークでマレーシアの学習者に授業はできています。
しかし、教室で生徒達のリアクションを見ながら、ああでもないこうでもないと笑い合って授業した日々がとても懐かしいです。
今後の予定としては、入国手続きをして年内にマレーシアへ戻りたいと思っています。
今やCOVID‐19によって生活スタイルも人との距離も変わってしまいましたが、この試練を乗り越えて2020年、そして2021年を逞しく邁進していきたいと思います。
一緒に乗り越えていきましょう。