派遣期間:2018年8月~2019年6月
帰国して間もなく1年6か月になろうとしています。
ベトナムで生徒たちと過ごした日々は忘れがたく、つい最近の出来事のようによみがえります。
さて、帰国後わたしが日々活動している3つのことを紹介します。
まず1つ目として、現在わたしは小学校の教師として働いており、6年生に「ベトナムってどんな国」という題で話をしました。
日本の子どもたちにわたしの経験を話すことで、世界の国々へ目を向けるきっかけ作りになればと考え、このような活動を今後も続けたいと思っています。
2つ目は、2020年6月から週に2回、ミャンマーの子どもたちとオンライン授業をしていることです。わたしは、ミャンマー人の先生の授業のアシスタント的な存在です。主に発音、会話の練習を担当しています。元々は現地で教える予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でこのような形態になりました。6歳から7歳までの子どもたちと勉強しています。子どもたちはとても素直で、積極的に授業に参加してくれます。また、現地の先生は教材の準備から授業の組み立て、進め方までよく研究されています。
わたしも現地の先生や子どもたちの熱意に応えられるよう、これから先も分かりやすい授業を目指し、努力していきたいと思います。
今の事態が収束し、現地に赴き対面の授業ができる日が早く来ることを願っています。
最後に「日本語教室」でのボランティア活動について紹介します。教室には技能実習生や、留学生が週2回通ってきます。仕事帰りに教室に来る人、また日曜日に遠方から片道40分バイクを走らせ通う生徒もいます。早く日本語を習得してN2(日本語能力試験2級)の試験に受かりたい、日本で運転免許を取得したい、自国に戻ったら通訳の仕事をしたいなど、様々な将来に向けての設計図を描いています。わたしも彼らの希望が実現するように、支援しています。
加えて、将来的には日本語を母語としない児童・生徒を対象に、子どもたちの学習支援もしたいと考えています。『今わたしにできることを一歩ずつ!』